ハロウィンのパッチワークキルトなどに見られる魔女について
2014/11/01
突然ですが、ハロウィンて、いったいいつなのか、わかる方いらっしゃいますか?ハロウィンは、毎年10月31日に行われていて、アメリカではあまり宗教色はなくなりつつあり、毎年人気タレントや不気味なモンスター、かわいい動物などに仮装して楽しんでいます。日本ではもともとイベントとしてハロウィンを楽しんでいます。ハロウィンのシンボルに魔女、カボチャ、黒猫などがありますが、今回はパッチワークキルトにもよく描かれている魔女についてご紹介します。
魔女の色は黒?魔女は悪い人なの?
ハロウィンのカボチャの色がオレンジとしたら、魔女は黒ですね。マントもとがった帽子も黒です。黒い色からは悪を想像してしまいます。その通り、今アメリカのハロウィンでは子供たちが悪い人として魔女やお化けの仮装をし、”Trick or Treat”と唱えながら近所を訪問し、お菓子をもらうのですが、魔女と言うのは所変われば悪い人ではないようです。
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの魔女
スペインの北部の聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラに観光で行った時に、魔女のグッズを沢山販売していました。そこでお店の方に魔女は悪いイメージはないのか聞いたのですが、その地方では魔女は良いイメージがあって、アメリカのハロウィンからの情報しか持っていなかった自分に愕然としました。
ハロウィンに欠かせないイメージ・シンボル
魔女がいい人か悪い人かは別にして、ハロウィンにはどうしても欠かせないものとして存在している魔女。パッチワークキルトには様々な魔女がいます。かわいい魔女や美しい魔女、怖い魔女やさほど怖くない魔女。皆さん魔女にはそれぞれ思い入れがあって、1針1針丁寧に縫って作っていきます。急がないとハロウィンまでに間に合わないので、焦って毎日頑張って作るのでしょうね。そして当日は見事にお家の中を飾って、家族全員で行事を楽しむことでしょう。私たち日本人もそれにあやかってキャンディーをプレゼントしたり、パーティーをしたり毎年楽しませてもらっています。家族や友人とのコミュニケーションとしてのハロウィンに感謝ですね。