得体の知れないMicrosoft PowerPointは絶対に開かないで下さい。
2014/11/01
2014年10月22日に公開されたMicrosoftのセキュリティ情報によると
この脆弱性はWindows Server2003を除く、すべてのサポートされているリリースのMicrosoft Windowsに影響を与えるとしています。
その影響というのは、現在のユーザーと同じ権限の事全てができてしまいます。
例えばあなたが、管理者権限で細工のされたパワーポイントを開いてしまった場合、攻撃者は管理者権限を利用できる可能性があります。
つまり、プログラムのインストール、削除 データの表示、変更、削除 Emailを利用してあなたのアドレス帳にあるメンバーへメールの送信等、全ての危険性があります。
対策
得体の知れないMicrosoft PowerPointファイルを開かないで下さい。
PowerPointファイルに限りませんが、予定外のファイルは開かないで下さい、
予定外のファイルを受信した場合、相手に確認を取ってから開くようにしましょう。
UACを有効にする(ユーザーアカウント制御)
これを有効にすることで、普通のプログラムは標準ユーザー権限で実行されます
もし、プログラムが管理者権限の操作を必要とする場合、確認のウィンドウが表示されます。
突然ユーザーアカウント制御 とタイトルの付いたウィンドウが出てきた場合、
むやみに「はい」をクリックしないようにしましょう。
Enhanced Mitigation Experience Toolkit 5.0 を適用し、攻撃対象領域の削減を設定する
この設定は現在の攻撃の防止に役立つそうです。
下のリンクに詳細がありますので、設定したい人は見てください。
この脆弱性についての詳細は
マイクロソフト セキュリティTechCenterにありますのでリンクを貼っておきます。